地獄のマリア
「地獄のマリア」
(2023年7月22日作)
いつの日か私が死ぬときに
私は天国へはいけないだろう
人に嘘をつき 人を欺き
人を傷つけ 人を見放した
死の闇の奥底は
針のようにとがった山や
泥のように地を這うマグマや
腐った果実の汁のような深い血の池
私の死の果てに待ち受けるのは
天罰ともいえる灼熱の地獄
神や仏にすがりつこうにも
私の両手は汚れ過ぎていた
念仏も聖歌も知らない喉から
うめき声だけが口の端を伝い落ちる
私の罪を許してほしいだなんて言わない
私の罰を取り消してほしいだなんて言わない
そんな戯言を口にできるような
立派な身分でないことくらい
こんなに愚かな私でも分かっている
地獄の業火が私の身を焼く
肉を溶かされ骨を刻まれ
地面で悶え苦しむ最中
一筋の光のように
脳裏に浮かぶのはあなたの顔
私を愛し、私を苦しませ、
ついには死にまで私を追いやった
それでもあなたの微笑は地獄でも
目がくらむほどに美しく光り輝いているのだった
(2023年7月22日作)
いつの日か私が死ぬときに
私は天国へはいけないだろう
人に嘘をつき 人を欺き
人を傷つけ 人を見放した
死の闇の奥底は
針のようにとがった山や
泥のように地を這うマグマや
腐った果実の汁のような深い血の池
私の死の果てに待ち受けるのは
天罰ともいえる灼熱の地獄
神や仏にすがりつこうにも
私の両手は汚れ過ぎていた
念仏も聖歌も知らない喉から
うめき声だけが口の端を伝い落ちる
私の罪を許してほしいだなんて言わない
私の罰を取り消してほしいだなんて言わない
そんな戯言を口にできるような
立派な身分でないことくらい
こんなに愚かな私でも分かっている
地獄の業火が私の身を焼く
肉を溶かされ骨を刻まれ
地面で悶え苦しむ最中
一筋の光のように
脳裏に浮かぶのはあなたの顔
私を愛し、私を苦しませ、
ついには死にまで私を追いやった
それでもあなたの微笑は地獄でも
目がくらむほどに美しく光り輝いているのだった
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