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詩

私が今まで書いてきた詩を掲載しています。 無いとは思いますが、無断転載(盗作)、複製等は禁止です。 閲覧者様の暇つぶしになれたら幸いです。

声音

「声音」
 (2026年4月2日作)

両耳をイヤホンでふさぎ
適当に音楽を聴いているのは
かき鳴らされる静寂が
あまりにもうるさいからだ

気まぐれにシンクに落ちる
水道の蛇口からの水滴の音
絶え間なく室内に響く
冷蔵庫の低く無機質な音
部屋の壁にかけたままの
時代遅れの時計の秒針の音

耳障りな静寂の音

耳をつたって脳に流しこむ音楽は
なんだってよかった
馴染みの邦楽でも
流行りの洋楽でも
なんでもいいから音を楽しむふりをしていた

そうでもしないと耐えられなかった
一番聴きたい音は
もう二度と聴くことができない

一度だけでいい
もう一度この耳で聴かせて
イヤホンを外して耳を澄ませる
あなたの声を
もう一度聴きたい
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